外房のルアー船だとアンダーハンドキャストを求められます。
オーバーヘッドキャストは禁止されている事が多いですよね。
安全性を第一に考えて運営されており、これ自体はとても良い事なのですが…
アンダーハンドキャスト・・・ 飛ばない・・・
と、お悩みではないでしょうか。
私も飛距離が伸びず、かなりの期間悩んでいました。
今回はアンダーハンドキャストの飛距離を伸ばしたい時に1番、これだけは絶対に意識して欲しいことをお伝えしたいと思います^^
(私は右利き、右投げ、左巻きです)
タックルについてはこちらをご覧ください^^
1番意識すべきはバットを持つ手!
これです。
私もアンダーハンドで全く飛ばず、悩んでおりました。
悩みに悩んで、練習しても飛距離が伸びなかったので某船宿の中乗りさんに飛距離のコツについて聞いたんですね。
そしたらすごく丁寧に教えてもらえて、
- タラシは短め(5cmぐらい)
- 右脇しめる
- 左脇を大きく開いて竿をしならせる
- キャスト時に左脇をしめながら左腕を引く
- キャスト後、リールは下向き(海面方向)。
- 視線は着水目標地点で、そこに吸い込まれるようなイメージでキャストする
ということを教えてもらえました^^
すごく丁寧に教えていただけて、とてもわかりやすかったです。
しかし、いきなりすべてを意識しながらキャストするのは難しいと思うので、今回はこの中で1番飛距離に影響を与える(と思う)ポイントをお伝えします。
キャスト時に左脇をしめながら左腕をめっっっちゃ思いっきり!引く!
これが1番「飛距離」に影響すると思っています。
なぜ、飛距離にバットを持つ手が大事なのか?
それはテコの原理です。支点、力点、作用点のアレです。
キャストする時に竿の動きをてこの原理で当てはめると、ルアーを飛ばすティップが作用点ですね。
では、力点と支点をどこにするのか。
私の場合はキャストする時にバットが支点、リールシートが力点、っていうイメージでキャストしていました。
これをてこの原理に当てはめると図のようになり、「第3種てこ」と呼ぶそうです。
第3種てこでは作用点の動きは力点より大きくなりますが、作用点での力は力点より小さくなる特徴があります。
普段の生活ではトングが第3種てこになります。手の動きよりトングの先の方が動きは大きくなるけど、素手で操作するより力がいりますよね。
それと同じで、リールシートに力を入れるイメージでキャストすると入力した力よりも弱い力しかティップに伝えることができません。
ところが、今回お伝えした1つのコツ
バットの手をめっちゃ引く!
これを意識することによってリールシートが支点、バットが力点になります。これを「第1種てこ」といいます。一般的なてこですね。
第1種てこでは力点の力より作用点の力が大きくなります。
これによって自分が入力したより大きい力をティップに伝えることができ、飛距離を伸ばすことができます。
(物理学的に考えれば力は加速度と正比例して、初速が大きくなるため飛距離が伸びる、ということになりますね^^)
他のコツも実践
今回はアンダーハンドキャストのたった1つのコツをお伝えしましたが、これは「飛距離」に関してです。
- タラシは短め(5cmぐらい)
- 右脇しめる
- 左脇を大きく開いて竿をしならせる
- キャスト時に左脇をしめながら左腕を引く
- キャスト後、リールは下向き(海面方向)。
- 視線は着水目標地点で、そこに吸い込まれるようなイメージでキャストする
これらのコツはすべてが揃ってはじめて美しいアンダーハンドキャストになります。(これだけじゃないのかも?)
ちなみに私はまだまだ常連さんには飛距離が全然及ばないので、できるだけ飛ばしやすいルアーを使ってそれを補っています。
個人的に飛距離を稼ぎやすいルアーはマリアのラピードとシマノの別注ヒラマサですね。
ウッドのルアーは人気ですが、飛距離を伸ばすのは他のルアーと比較して難しい気がします。
是非練習を積んで、トラブルレスで遠くに飛ぶアンダーハンドキャストを習得して下さい!
キャスティングで使用するリール/ロッドについてこちらで紹介しています。ぜひご覧ください^^
外房ジギングをこれから始めたい、という方にはこちらの記事もどうぞ^^