近海ビッグゲームの代名詞!? 「相模湾キハダ船」
相模湾は近年、夏にキハダが回遊するため、キハダ・カツオ狙いの釣り船が夏には多く出船します。もちろん皆さんキハダが釣りたくて出船すると思うのですが、今回はキハダではなく、キハダ狙いの船におけるカツオについてお話したいと思います。
本記事を読むことでキハダ狙いの船釣りでの「釣り人の気持ち」とうまく付き合えるようになります。
結論:キハダを確実にじっくり狙うために!カツオを確実にしとめる!
キハダを釣りたい。しかし、キハダはなかなか釣れないのです。
10人以上が乗る乗合船で沖合に出て、朝6時出船、15時帰港。移動時間含めて計9時間も釣りをして、キハダは1尾あがるかあがらないか、です。そんな時、「釣り人の気持ち」に味方してくれるのがカツオ君になります。
カツオを制するものがマグロを制する!
相模湾でカツオやキハダを狙う場合には大きく分けて、「コマセ:キハダ・カツオ」「コマセ:キハダ」「ルアー:キハダ」の船がありますが、今回はコマセで狙うキハダ・カツオ船のミヨシに乗船するルアー釣りの立場で説明していきます。
キハダ・カツオを狙う船では大体、一日の流れとして、下記の様になることが多いです。
- 朝一でまずはカツオ狙い
- その後じっくりキハダ狙い
ここで大事なのは「朝一のカツオ狙い」です。それはなぜか。
- カツオとキハダではハリスが違うため、基本的にはどっちも狙うのは難しい
- 朝一でカツオを釣っていないと、キハダに集中できない・・・
- そんな中、カツオが跳ねていた莉すると、そこへジグを投げたくなる・・・
こんな感じです。順番に見ていきましょう。
カツオとキハダではハリスが違う
カツオはフロロカーボン10-14号程度、マグロは20-24号程度のハリスで狙います。もちろん、キハダ狙いの20号ハリスで釣っていてもカツオが釣れることはあるにはあるのですが、それは状況が良い時だけです。特にカツオのタナが10-15mと浅い時にはハリスが20号では全然カツオは食いません。
朝一でカツオを釣っておかないと、キハダに集中できない
これは人にもよると思いますが、キハダをがっつり狙ってカツオ含めてボウズ!よりは、キハダはダメだったけどカツオのお土産ゲット!の方が好きなんですね。
朝一のカツオタイムでカツオが釣れないと、どのタイミングでカツオからキハダ狙いへ切り替えるか、迷ってしまうのです。
カツオは釣れず、マグロ狙いに変えるも・・・
カツオがここにきて跳ねる!
と、カツオのジギングタックルに持ち替えて、よし、投げよう、としてももうカツオのナブラはどっかいっちゃった・・・
カツオってめちゃくちゃ早くて、すぐどっか行っちゃうんですよね。
まとめ
朝一にカツオをしっかり狙って、お土産確保して、そこからマグロをじっくり狙う!これがベストと考えています。ぜひみなさん美味しいカツオを食べて下さい^^