タイラバ・SLJ

【2022年最新タイラバリール】シマノのエンゲツシリーズ比較!

みなさんこんにちは。

関西地方だけでなく、関東でも盛り上がりを見せるタイラバ。

今現在どハマりの方も、これから初めてみたいと思う方も、やっぱり気になるのはタックル選びですよね。

しかし、昨今の釣具は多様化が著しく、タックル選びに難渋している方も多いのではないでしょうか。

今回はタイラバのリールを選ぶのに迷っている方に、エンゲツシリーズの比較をしてみたいと思います。

エンゲツBB 定価:15,800円

引用:シマノHP

シマノのタイラバブランドである「エンゲツ(炎月)」のエントリーモデルです。

2022年7月新発売!

HAGANEボディ採用!

前モデルまではCi4のプラスティックボディでしたが、今回のモデルからHAGANEボディが採用になりました!

堅牢なボディは大鯛がかかった時や深場を攻める時に大きなメリットとなるでしょう。

遠心ブレーキ(SVS)はなくなった・・・

シマノの方針として、タイラバリールからは遠心ブレーキは排除する方針なのでしょう。

差別化のため仕方がないとはいえ、悲しいですね・・・

ドラグ音なし

エキサイティングドラグサウンドと呼ばれる、ベイトリールのドラグ音はつきません。

もしファイト中のドラグ音を楽しみたい!という気持ちが強ければ後述するモデルの方が良いでしょう。

カウンターなし

カウンターが付いていないため、水深はPEラインのメモリを読む必要があります。

しかし、タイラバは基本的に着底→巻き上げを繰り返す釣りなので、それほどカウンターが重要とは思いません。

ライトジギングや餌釣りにも応用したい方はカウンターが付いているととても便利となります。

まとめ
  • 遠心ブレーキ搭載(SVS)なし
  • HAGANEボディ採用!
  • ドラグ音:なし
  • カウンター:なし

エントリーモデルとしては必要十分な機能を有していると言えます。

ドラグ音ありだったら購入の選択肢になったのに・・・!!

おすすめモデルは100PG/101PG。

100は右ハンドル、101は左ハンドルです。

PGはパワーギアの略です。

タイラバは等速巻きが鉄則なので、パワーギアがおすすめです。

エンゲツCT 定価:29,900円

引用:シマノHP

同じくエンゲツのカウンター付きモデルです。

シマノのベイトリールはモデル名にCTと付くとカウンター付きのリールになります。

カウンターによる容易なタナ把握。

タイラバは先ほど書いたようにボトムまで落として巻き上げる釣りになるので、それほどカウンターによるメリットは感じません。

強いて言えば、

  • ヒットした水深が明確に数字化されること
  • 潮の流れが早く着底が分かりづらい時に、「そろそろ着底かな」と集中するタイミングが掴めること

ぐらいですかね。

しかし、1つのリールでライトジギングや餌釣りを楽しみたい方には嬉しい機能です。

東京湾で言えば、太刀魚ジギングはタナの把握が非常に大事になるため、カウンター機能が重宝されます。

HAGANEボディ、X SHIPによる剛性アップ。

3万円クラスのリールになるとCi4+(強化プラスチック)ではなく、HAGANEボディと言われる金属ボディになります。

強化プラスチックでも十分剛性はありますが、やはり金属ボディの方が剛性が勝ります。

巻き上げ力にこだわりたい方はHAGANEボディの記載があるリールを選ぶことをおすすめします。

ドラグ音が出る。

ドラグ音が出ます。

ベイトリールはもともとドラグ音が出ない仕様ですが、近年ではベイトリールでもドラグ音が出るモデルが増えましたね。

リールの性能には直接関係しませんが、やはりドラグ音が出るとファイトが興奮します。

私としてはベイトリール含めてすべてのリールでドラグ音が出るようにしてほしいところです。

フォールレバーによる細かいフォールスピード調節。

フォールレバーというメカニカルブレーキを簡単に微調整できるパーツがついています。

通常のベイトリールには付いていないパーツで、タイラバやジギングなど、フォールスピードが重要な釣りでは絶大な効果を発揮します。

しかし、社外品でも代用できます。

もしフォールレバーのないリールを購入した後につけたくなったら、社外品の利用を検討してみても良いでしょう。

おすすめモデルは150PG/151PG

エンゲツCTは150サイズなのでエンゲツBBの100サイズより糸巻き量が多めです。

より深い鯛にも対応できますよ^^

エンゲツ 定価:31,500円

引用:シマノHP

一番ベーシックなエンゲツリールですね。カウンターはありませんが、エンゲツBBにはないフォールレバーが最初からついています。

マイクロモジュールギアによるなめらかな巻き心地

エンゲツシリーズでマイクロモジュールギアを搭載しているのはエンゲツとエンゲツプレミアムのみです。超小型精密ギアと精巧なボディハウジングによりシルキーな巻き心地を実現しています。

シルキーでなめらかな巻き心地で釣りがしたい!という方はマイクロモジュールギアが搭載されているモデルを購入しましょう。

HAGANEボディ、X SHIPによる剛性アップ。

ドラグ音が出る。

フォールレバーによる細かいフォールスピード調節。

このあたりは前述のエンゲツCTと同様です。

おすすめモデルは100PG/101PG

パワーギアをおすすめするとなると必然的に上記モデルになります。

ここまで、「あれ?あんまりエンゲツCTと比較して良いところなくない?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、エンゲツはエンゲツCTと比較して圧倒的に勝るポイントがあります。

重量が軽い。

エンゲツCT 150PG/151PG → 250g

エンゲツ 100PG/101PG → 205g

一方エンゲツはエンゲツCTと比較すると45gも軽いのです。

カウンターがなく(電池も不要)、サイズも150サイズと100サイズの差があることが理由ですが、この軽さは非常に大きな強みと言えるでしょう。

タイラバは釣行中、ひたすらフォールとリトリーブを繰り返す釣りです。

軽いことはアングラーの負担を軽減し、釣りに集中させてくれること間違いなしです。

ブレーキが搭載されていない

カウンターが搭載されていないのだから、電池を入れるスペースが不要。

だったら遠心ブレーキぐらいつけてくれても良いのでは・・・と思ってしまう(笑)

タイラバでも少しキャストして使うこともあるため、ブレーキはあった方が安心ですよね。

個人的にはブレーキ搭載されていたら買うのですが・・・

エンゲツプレミアム 定価:44,600円

引用:シマノHP

さて、最後はエンゲツシリーズ最高峰のエンゲツプレミアムです。

マイクロモジュールギア搭載

エンゲツCTと比較すると特性として追加されるのはコレだけです・・・

ボールベアリングがエンゲツCTと比較すると3つ追加

よくみるとここにも変化が!

と、いうことでCTとの差は巻き心地がよりなめらか!という点だけです。

実売価格で価格差はおよそ10000円。

個人的にはエンゲツCTで良いかな、と思います・・・(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか。

みなさんのタイラバリール購入時の参考になれば幸いです。

カウンターなし:エンゲツBB or エンゲツ

カウンターあり:エンゲツCT or エンゲツプレミアム

という比較に最終的にはなると思います。

個人的には下記のような感じで選べば良いのかなと思います。

これからタイラバを始める初心者 → エンゲツBB

「タイラバは軽さが命!」な中級〜上級者 → エンゲツ

タイラバを中心に船釣りに使いたい初心者〜中級者 → エンゲツCT

タイラバを中心に船釣りを楽しみたい上級者 → エンゲツプレミアム

カウンターがあった方が、タナを海面から取る釣りや、タチウオジギングなど、特定のタナを集中的に攻めたい釣りにも流用できますし、カウンター付きリールは糸巻き量が大きくなるので選べる糸の太さも種類が増えます。

ということで、個人的にコスパ最強なのはエンゲツCT 150PG/151PGかな。

ABOUT ME
たぬき
釣りが趣味のアラサーです。外房ヒラマサ、サーフ、湾奥シーバス、芦ノ湖のレイクジギングなどなど。好きな言葉は「コスパ最強」。2級小型船舶免許、PADI AOW持ってます^^ twitterもやってます。ぜひフォローしてください^^