先日、青物を泳がせ釣りで狙いに行った時に魚を入れたらクーラーにお弁当や飲み物を入れるスペースがなくなってしまいました。
今までは屋内でクーラーボックスを保管していたため、下記のようにクーラーが汚れないように工夫していたのでお弁当も一緒に入れておけたのですが、
最近は自宅の外で保管するようになったので、クーラーボックスに直接魚を入れています。
ビニール袋を準備する手間がなくなるから楽ちんだ!
と思っていたのですが、落とし穴がありましたね(笑)
ということで、お弁当と飲み物用のソフトクーラーボックスを購入したのでご紹介します。
ソフトクールEX
今回購入したのはダイワのソフトクールEXという2022年5月に発売されたばかりの新商品です。
新発売だったのと、釣具メーカー大手のダイワという安心感からチョイスしました(笑)
上州屋で6,500円ほどで購入しましたが、アマゾンなどでは5,500円ぐらいで購入できるようです。
ラインナップは45LのソフトクールEX4500、26LのソフトクールEX2600、15LのソフトクールEX1500、8LのソフトクールEX800の4種類です。
カラーバリエーションはモカ、マスタード、ブリックの3種類です。
今回、私が購入したのはマスタードのソフトクールEX1500で、2Lペットボトルが6本入るサイズになります。
保冷の能力は?
ソフトクールEX1500の保冷はKEEP46
ダイワはクーラーボックスの保冷能力にKEEPという指標を導入しています。
これはJIS簡便法を用いて、クーラーボックス内の氷が完全に溶けてなくなるまでの時間を示す指標です。
【JIS簡便法による測定とは?】
外気40℃に調整された恒温室内に、クーラーボックス本体容量の25%に相当する-20℃で製氷した角氷を入れたクーラーボックスを放置。8時間後に氷の重量を測定して氷の残存率を算出します。【KEEP換算とは?】
引用元:ダイワ
その氷の残存率から、残存率が0%になるまでの時間を比例計算して、「KEEP○○」という値で表示しています。
私が購入したソフトクールEX1500は「KEEP46」でした。
つまり、「外気温40℃の環境で375mLの氷がすべて溶けるのに46時間かかる」保冷能力と言えます。
(厳密には液体→固体の変化時に体積が変化するので若干誤差があります)
ハードクーラーとの比較
んー、わかりにくい(笑)
それってどんなもん?
ということで、ハードタイプのクーラーボックスと比較してみましょう。
同じダイワ製のクーラーボックスのクールラインαⅢで比較すると、
SU1500がKEEP46と記載があります。
SU1500は保温剤にウレタンと真空パネルが底一面入っている結構良いモデルです。価格も実売価格が16,000円ほどします。
このKEEPという指標が正確であればソフトクールEXはかなりコスパの良いソフトクーラーボックスといえます。^^
取り外せるインナーあり
ハードクーラーと比べても、海水を直接いれて冷やせるハードタイプのクーラーと同じようにはいかないだろう、という考えに至りますが、ソフトクールEXは取り外して洗えるインナーが付いています。
これが防水で多少であれば水を張れるので、ハードタイプのクーラーとかなり近い使い方ができそうです。
ただし、ソフトクーラーであることに変わりはないのであまり大量の水を直接入れることはできません。
もちろん傾けたり、船の揺れで水が上面までくれば漏れてしまいますので、ハードタイプと全く同じ使い方は不可能でしょう。
私のようにお弁当、飲み物用として使ったり、基本リリースの釣り(シイラやブラックバスなど)で、タックルボックスとして使用しつつ、外道で持ち帰りたい魚が釣れた時用として使用する場合は十分かと思います。
折りたたみ機能
ソフトクールEXのもう一つの売りが折り畳めることです。
実際に折りたたんでみましょう。
底面のジッパーを外すとこのようにマジックテープが出てくるので、これで折りたたみ、束ねます。
折りたたむと外寸(cm)が35×23×28が35×17×28になります。
ん〜
微妙。(笑)
折りたたみ機能の良さは実感できません(笑)
デメリット
実際に購入してみて感じたデメリットは下記の2つです。
折りたたみ機能の恩恵を感じない
これは先ほど記載した通りです。
保冷機能と携帯性はトレードオフの関係なので仕方がないですが、ハードタイプと比べれば十分軽量で持ち運びに便利なので、折りたたみ機能は不要だったのでは、と思ってしまいます。
生地が汚れやすそう
底面以外は布の生地でできています。
魚の血やコマセが付いたら完全に落とすのは難しそうです。
また、汚れる可能性の低いルアーフィッシングでも、船に乗ると潮をかぶります。
そのまま帰ると家で塩がポロポロ落ちるんですよね。
帰る前に洗いたいのですが、この生地だと洗うと拭いても乾かず、車が濡れてしまいそうです。
以前に発売されていたソフトクールでは全面PVC(樹脂が塗布された生地)なので、汚れにも強く、水洗いしやすいですが、EXと比べると保冷能力が劣ってしまいます。(1500でKEEP35)
おそらくキャンプの人たちをターゲットにしたんだと思うのですが…
釣具メーカーとして、釣りでの使いやすさを第一に考えて欲しかったですね。
まとめ
生地の問題はありますが、私としては満足しています。
真夏の釣りだと食べ物が悪くなりかねないし、水分補給は命に直結しますからね。
タイラバなど、比較的荷物の少ない釣りなら食料用クーラー兼タックルボックスとして一つにまとめることもできそうです。
あとは使い込んでいって汚れがどうなるか確かめていきたいと思います。
みなさんも是非ソフトクールEXを使ってみてください^^